「和泉のチカラ」とは?─製造×営業×事務 座談会
気泡緩衝材のメーカーである和泉には、さまざまな仕事があります。
製造、事務、営業、それぞれの役割を果たすメンバーが、それぞれ与えられた役割を果たし、チームワークよく連携を取らないと、お客さまにご満足いただける気泡緩衝材エアセルマットはお届けできません。
「和泉のチカラ」とは?
その秘密を解き明かすべく、和泉のメンバーが集まりました。
営業を支える裏方たち
あさかわ
事務の人たちって、僕たち営業からすると、お母さんみたいだよね。
はらちさこ
えっ、なにそれ??
まあ確かに、「私はあなたのお母さんじゃないから!」ってくらい手がかかる人もいますけど...
よします
それって僕のことじゃないですよね? 笑
でも、僕たち営業は、事務の人たちに、日々助けられっぱなしですよ、ほんとに...
営業だけでは、仕事が完結できないです。
和泉が製造する気泡緩衝材エアセルマットは、材質や形状、帯電・防錆といった性能の違いはもちろん、お客さまごとに用意される加工品まで含めると、膨大なバリエーションがあります。
それらひとつひとつの単価や納品条件を、営業が逐一覚えているのは不可能です。
そこで、事務のチカラを借りて、営業は見積書の作成から、受発注、出荷に伴う納期調整等、お客さまとのコミュニケーションなどを行っています。
しおばら
僕は前職が専門商社だったんですけど、和泉って「事務が手厚くサポートしてくれるな!」というのはすごく感じます。
以前の職場では、見積書から請求書まで、すべて営業が自分でやらなければなりませんでしたから。
ただ、中には営業がもう少し手間を掛けたらできることもあって。
「どこまで頼っていいのかな?」と思うことはあります。
はらりえ
例えば、過去の受注実績の有無を確認するとか、そういったことは、事務を頼ってもらっていいと思います。
私の担当は、本社の営業さんが多いので、ある程度営業サイドで調べてもらうこともありますけど。
東京営業所なんかは、事務がいなくて、日中は「誰も営業所にいない」なんてこともあるので、事務を頼らざるを得ないですよね。
お客様への責任感
ながなわ
例えば、「価格改定が社内資料にまだ反映されていない」なんていうケースもありますので。
正確であることが大切ですから、分からないことは聞いてもらったほうが良いですよね
よします
ながなわさんから連絡をもらうと、「あっ、なんだろう!?!?」ってドキッとします。
あさかわ
そうそう!、「俺、なんかやらかしたかな...」とか思うもんね 笑
気泡緩衝材エアセルマットに膨大なバリエーションがあるからといって、お客さまへ不正確な情報、間違った情報をお伝えすることは許されません。
事務は、和泉の信用・信頼をお客さまから得るうえで、大切なハブのような役目を果たしています。
はらちさこ
お客さまに対してはもちろん、営業、工場(製造部門)といった関係性の中で、私たち事務は真ん中にいるつもりでいます。
例えば、お客さまからの受注は、FAXやメール等で(営業を介さず)私たちのもとに届くことも多いです。
おかや
事務が受注を入力してくれないと、工場は生産ができないどころか、受注の存在すら分からないですから。
あさかわ
工場が製造した製品をお客さまにお届けする出荷プロセスでも、事務のチカラは重要だよね。
はらりえ
正確さも必要ですが、出荷の際には早さも大切です。
せっかく納期調整をお客さまと行っても、出荷手配でミスをすると台無しですから。
例えば、当日出荷については、地域によって出荷の締め時間が異なるから注意が必要です。
あさかわ
えっ!、そうなの?
知らなかったよ...
和泉の仕事、「良いところ」
では皆が感じている、和泉における仕事の「良いところ」とはなんでしょうか?
話を聞いてみましょう。
ながなわ
以前の仕事は接客業だったので、8時間ずっと立ち仕事でした。今はデスクワークですから、座って仕事ができるようになったのはありがたいです。
また和泉は残業がないので、定時で退社し、自分の時間を持てるようになったので、気持ちがとても楽になりました。
はらりえ
残業の件は、私も同じことを思っていました!
私は、製造の人に分からないことがあって質問したとき、難しいことなのに、やさしくわかりやすく、細かいこともちゃんと教えてくれたのが嬉しかったです。
優しいんですよ、みんな....
おかや
工場(製造)の人って、基本、職人のような寡黙な人が多いですけど、皆、ちゃんと質問すれば、丁寧に答えてくれます。
製造の立場から言うと、「ありがとう」という言葉が日常的に交わされる環境というか文化があるので、それは良いことだと思っています。
例えば、試作品や新商品を開発したときには、営業からありがとうと言われますし、私たちはあまりお客さまとは接点がないのですが、たまにお会いして、「いつも製品を提供してくれてありがとう」とか「納期短縮に協力してくれてありがとう」と言われると嬉しいです。
はらちさこ
私も、「ありがとう」と言ってもらえるのは、すごく嬉しくて...
営業の人たちは、5年くらいで人事異動があったりして、担当するお客さまが変わったりしますけど、私たちは営業よりも長く、もう10数年もお付き合いのあるお客さまもいらっしゃいます。
私はお客さまとお話ししているのが「すごい楽しいな!」って思うので、例えば納期調整がうまくいったときも、あるいはいかなかったときですら、「ありがとうね」と言ってもらえたときは、楽しいですし、やりがいを感じます。
しおばら
気泡緩衝材って、メインディッシュではないじゃないですか。
あくまで主となる製品を梱包したり包装するっていう脇役なので、それを取り扱うというのは、いぶし銀的な魅力を感じています
よします
メーカーって、イチからモノを作れるわけじゃないですか。
これはとても嬉しいです。
お客さまのご要望を聞いて、製品を作り上げるためには、工場の人たちの協力も必要ですし、その結果まとまったモノをお客さまに提案するのも、これまた嬉しいです。
最終的に案件を決めてくるのも営業なので、やりがいを感じています。
あさかわ
「エアセルマットの先生になれる」ってとこですかね。
和泉には、エアセルマットを販売してくれる代理店さまがたくさんあって、実際にエアセルマットを使ってくれているユーザーさまはもちろん、代理店さまからもさまざまなご質問やご意見が上がってきます。
私たちは、メーカーとしての知見を活かし、そういったご質問やご意見に対し、もっとも適切なエアセルマットの使い方をご提案できるわけで、このやりがいと責任感は日々感じています。
結局、「和泉のチカラ」とは何なのでしょう?
よしますが、何やら思いついたようです。
よします
先ほど僕は、「営業だけでは、仕事が完結できないです」と申し上げましたが、それは営業だけではなく、製造も事務も同じことですよね。
ラクビーワールドカップが日本で開催された時、「One Team」というキーワードが注目されましたが、和泉も同じじゃないでしょうか。
お客さまのために、部門の垣根を超えて、ひとつのチームとしてチームワークを発揮できることこそが、「和泉のチカラ」だと思います。