検査機器のご紹介
気泡緩衝材エアセルマットの品質を支える検査機器をご紹介します。
なお、ここでは各検査機器と、ごく簡単な検査内容のご紹介に留めていますが、動画付きの詳しい解説は、「エアセルマットを支える検査機器のご紹介」(和泉'sブログ)をご参照ください。
スリップテスター
エアセルマットの摩擦係数(滑りやすさ)を測定する検査です。
エアセルマットを治具にセットし、傾斜板の上に置きます。
傾斜板の角度を上げて行き滑り始めた時の角度から摩擦係数を求められます。
エルメンドルフ形引裂度検査機
エアセルマットの引裂き強度を測定する検査です。
検査機に、切込みを入れたエアセルマットをセットし、振り子の勢いでエアセルマットを引き裂きます。
引き裂くために必要な力が求められます。
フィルムインパクトテスター
エアセルマットの破れ強さを測定する検査です。
検査機にエアセルマットをセットし、振り子の先の衝撃球で、エアセルマットを突き破ります。
エアセルマットを破るため、穴を開けるために必要な力が求められます。
ヘイズコンピューター
エアセルマットの透明性を測定する検査です。
本検査機は、ヘイズ値を検査するための測定器です。ヘイズ値とは、全光線透過率に対する拡散透過率の割合を指し、ガラスやフィルムなどの透明な物質などの場合、その透明度を測ることができます。
検査機にエアセルマットをセットし、光を透過させ、ヘイズ値を測定することで、透明度が求められます。
超絶縁計
エアセルマットの表面固有抵抗値を測定する検査です。
試験機にエアセルマットをセットし、規定の電圧を掛けることで表面固有抵抗値を測定します。
帯電防止アイテムにおける表面固有抵抗値が求められます。
メルトインデクサ
エアセルマットの原料である、ポリエチレンの溶融時の流動性(MFR,MI)を測定する装置です。